6/16 【衆】本会議
岸田内閣不信任決議案を議題とし、提出者の趣旨弁明、討論が行われ、公明党から岡本三成議員が反対討論を行い「内政・外交の両面にわたり、着実に成果を挙げている岸田内閣に対し不信任に値するとの指摘は全く当たらない」と反論。少子化対策などで「重大な局面を迎える国政を停滞させる猶予はない」と訴えた。
具体的な反対理由としては、今年の春闘の賃上げ率が30年ぶりの高水準を記録するなど日本経済の再生を着実に進めるとともに、「こども未来戦略方針」の策定で「こども・子育て支援策を大きく前進させている」と力説。また、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で、核軍縮に焦点を当てた成果文書「広島ビジョン」が取りまとめられ、「核兵器のない世界」の実現が前進したことも反対理由に挙げた。
その後、記名投票による採決が行われ、賛成107、反対342で否決した。