4/14 【衆】本会議
個人に割り振られたマイナンバーの利用範囲拡大や、マイナンバーカードの利活用促進策を盛り込んだマイナンバー法等改正案が審議入りし、公明党から輿水恵一議員が質問に立ち、社会のデジタル化に向けてマイナンバーとマイナカードの利便性向上を訴えた。
改正案では行政事務におけるマイナンバーの利用と情報連携を拡大し、行政手続きの省略化などを図る。2024年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナカードに一体化することを踏まえた対応も盛り込まれた。
マイナンバー活用により、自治体での「書かない窓口」など業務のデジタル化が期待されると強調。一方で、個人情報の取り扱いに関しては適切に行うよう要望した。河野太郎デジタル相は「情報連携できる主体事務は厳格に限定されている」と述べ、個人情報保護に配慮しながら運用していく考えを示した。