3/1 【衆】本会議
ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議案を議題とし、提出者の趣旨弁明の後可決した。
また、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めることについて林外務大臣から趣旨説明の後質疑があり、公明党から質問に立った吉田宣弘議員は、ロシアのウクライナ侵略に対し「G7(先進7カ国)首脳会談を通じて情報収集に努め、ウクライナ国内の邦人と家族の安全確保に万全を期してもらいたい」と訴えた。林芳正外相は、隣国ポーランドへの陸路での退避を支援するため、ウクライナ西部リビウのほか、国境近くのポーランド・ジェシュフに連絡事務所を設置したと説明。ポーランドから他国に移動するためのチャーター機も手配済みだとして「在留邦人の安全確保のため、最大限取り組んでいく」と強調した。
一方、吉田氏は、在日米軍駐留経費について日本側負担を定める特別協定承認案の審議入りに当たって、訓練環境の改善を支援する「訓練資機材調達費」を設ける意義を確認。林外相は「在日米軍のみならず、自衛隊の即応性・相互運用性の強化に資する」として、日米同盟の対処力が高まると述べた。その他岸防衛大臣から答弁があった。