6/8 【党】政調部会長・全体会議
衆院第2議員会館で行われた、公明党政務調査会全体会議・部会長会議の合同会議に出席。
政府が今月の閣議決定をめざす「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)の原案について議論した。
骨太の方針を巡っては、公明党が1日に政府へ提言を申し入れている。会議の冒頭に挨拶し、提示された原案について「公明党の提言をくんでもらっている」と述べた。
原案は「新しい資本主義」を加速させるため、人への投資を強化し「物価高に打ち勝つ持続的で構造的な賃上げを実現する」と明記。具体的には、リスキリング(学び直し)による能力向上支援や成長分野への労働移動の円滑化といった労働市場改革を進める方針を示した。
このほか原案では、グリーン化・デジタル化の加速や少子化対策・こども政策の抜本強化、中小企業の活性化などの分野も柱に据える。
出席議員からは、リスキリング支援に関して、フリーランスに訓練機会を提供する重要性を指摘する意見が出たほか、防災・減災では、女性や子どもの視点に立った取り組みを進めるよう求める声などが上がった。
また会議では、政府から「新しい資本主義のグランドデザインと実行計画」や「規制改革実施計画」の両案について説明を受けた。