2/6 政府与党連絡会議
官邸で行われた、政府と自民、公明の与党連絡会議に出席。
席上、公明党の山口那津男代表は、物価高対策について政府に対し、今後の電力事業者による値上げ申請の認可も踏まえ「予備費などを活用して、さらなる対策を適切なタイミングで実施してもらいたい」と要望。また、食料品の高騰を抑えるため、輸入小麦価格の据え置き措置を延長するよう求めた。
原材料・エネルギー価格上昇に苦しむ中小企業への支援では「価格転嫁を進め、賃上げができる環境づくりを進めてほしい」と要請した。
少子化対策では、結婚や子育てを希望する人が安心を実感できるよう「支援策の全体像を早急に示すことが大事だ」と指摘。具体策では、経済支援に加え、非正規労働者への支援や若者の経済基盤の強化、女性の家事負担の軽減、男性の育児参加の促進など「幅広い視点で、これまでにない対策を盛り込んでもらいたい」と強調した。
岸田文雄首相は「与党の協力を得ながら、6月の骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)策定までに将来的な子ども・子育て予算倍増に向けた大枠を取りまとめていく」との考えを示した。